女性建築家10人からの住まい発信ブログ            「住まいを語ろう!創ろう!楽しもう!」

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ドイツ生活 1ヶ月

縁あって、幸運が重なって・・・8月末から9月末まで、丸々1ヶ月
ドイツのハノーファーという都市で生活してきました

ハノーファーはベルリンと緯度は同じくらい、ベルリンから西へ約250kmの所にあります

「ヨーロッパの1都市で長期滞在」・・・・それは私の長年の夢でした
それが叶ったのですから、どんなに私の心は舞い上がったことか!
正直、楽しかったです!

どんな所で生活していたか、少しご紹介したいと思います

ライプニッツハウスといって、ハノーファーの観光案内にも載っている建物が住居でした
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赤く囲んだ所、日本で言えば2階の2LDK(ドイツでは1階と数えます)
1943年の空襲で焼け落ちた建物を再建
ドイツは、それを外国人の留学生に、安く貸し与えているのですから、太っ腹です




目の前には広場と噴水・・・たくさんの観光客が願い事をしていました
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旧市街というか、本当に便利な街中なのですが、周囲の環境はこんな感じ・・・・
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イメージ通りの「ヨーロッパの古い街」・・・といったところでしょうか




次に、住まいの中をご紹介します

まずは平面図
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寝室1、居間、寝室2
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家具、寝具(布団・シーツ類)、タオル、掃除用具など・・・全て備え付け




台所とその角に設えられたダイニングコーナー
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もちろん、食器・カトラリー・調理器具・鍋・フライパン等々、全て揃っていました
ただ、230V用の炊飯器は、リュックに入れて持って行きました
でも、気候や水が変わるせいでしょうか、思ったほど日本食を食べたいとは思いませんでした



バスルーム
いわゆる3in1で、トイレ・洗面・シャワーが1室空間に納まっています
浴槽はなく(ドイツではシャワーが一般的とか)、寒い所にも関わらずシャワーのみ
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90cm角くらいのシャワーパンが、30cm程の立ち上がり有り
その立ち上がりで、シャワーがずいぶん使い易いと思いました



ドイツで暮らした住居の特徴

*天井が高い・・・・天井高3150
    ちょっと低いなと感じる廊下の天井高で2400ありました

*窓が天井いっぱいまであり、部屋の奥まで明るい

*窓の形態・・・下部は内開き、上部は内倒し窓、縦長窓のプロポーション
    台所に換気扇はありません
    ドイツ人は料理をしない・・・という固定観念に取り付かれている私は、さも有りなん
    日本人はちゃんと料理するので、高窓を開けて対処
    まあ、あまり問題はありませんでした
    他の部屋でも、常に高窓を開けて換気してました

*室温は外気温とは関係なく、常に一定・・・23~25℃
    温水が各部屋に回っていて、常に一定の温度を保っている
    暖かくなるのか寒いのか、息子は毎朝i-netで予想気温を調べてから出かけていました
    9月初めにもう暖房が入りました

*当然ですが、玄関上り框とかはありません(全部が土間?)
    ガムテープで上りカマチ位置を設定して、そこで土足・スリッパを履き替えました

*日本茶がおいしく無い
    硬水のせいでしょうか、日本茶の香りというか味というか・・・美味しくなかったです
    日本は軟水・・・・日本茶は日本の水でいれてこそ、のようです

*ドイツの水道水
    そのままでも飲めるそうですが、石灰が含まれているので、ブリタの浄水器を使用
    
*シャワーのみ
    シャワーだけの生活も、暮らしてみれば、結構合理的と感じました
    
*布団1枚
    冬も掛け布団1枚での生活とか
    実際、今はもう最低気温4℃とからしいのですが、室温は22~23℃のままだそうです
    日本では、やれ毛布だ羽毛布団だとかさばるものですが、そんな心配は無用

*エアコンは無し
    時々、エアコンが欲しいくらいの気温にもなるそうですが・・・・
    数日のことなら、我慢の範囲です

*教会の鐘の音
    毎朝、教会の鐘の音で目覚める贅沢

*日本のような南面重視は関係なし
    何しろ室温は常に一定で、洗濯は共同洗濯室で乾燥まで行うので
    洗濯物干しのバルコニーも必要ありません
    寒い地域(真冬は-20℃にもなろうかという土地柄)だから、仕方ありません


長くなりましたが、最後にリビングの窓から景色です
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(平面図赤矢印の方向を見ると、こんな景色なのです・・・贅沢にも毎日眺めていました)

大内山でした


    
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by sumaitukurou | 2011-10-27 11:57 | 環境や街並み

念願の屋久島へ

こちらのブログは久しぶりです
最近、結構旅情報(メインは海外)が多いブログになっているようですが
私も久々の家族旅行に屋久島に行ったのでそのご報告です。
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友人が、「屋久島は空気が緑色をしている」といっていましたが
本当にそんな感じでした。

実は、長いこと行きたくて地図とにらめっこしていた
憧れの島だったのです。
最近では、もののけ姫ブームでだいぶ様子が変わったと聞き
少し心配していました。

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「建築なら見に行くけど、山には興味ない」とのたまうダンナ向けに
堀部安嗣さんのお施主さんである「屋久島メッセンジャー」というお店のオーナーさんに
ツアーのガイドをお願いしました。

結局、二日目だけがゆっくり一日中島に居たのですが、歳を考えて(?)縄文杉コースは諦め
白谷雲水峡というところを、ガイドの菊池さんのお話を伺いながら登りました。
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いたる所こんな風景です。
息子たちが荷物を持ってくれたので、疲れも殆どなく緑を満喫することが出来ました。
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ここが折り返し点の「太鼓岩」。叩くと音のするところがあるそうです。
景色は信じられないくらい良かったけれど、とにかく、怖い!!
自分じゃなく、家族が落ちそうで心臓パクパクでした・・・orz
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泊まったのは小さなペンション。
ネットで探したのですが、お料理おいしかったです。
これは、朝ごはん。
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三日目には、昼過ぎの便に間に合うよう、駆け足で島を半周しました。
ガジュマルのすごい木のある村に立ち寄りました。
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手前のエメラルドグリーンのところは海です。
この滝は直接海に流れている、「トローキの滝」です。
日本とは思えない風景でした。
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4人の仕事を調整したら2泊3日がやっとで、駆け足の旅でしたが、
9月の台風と台風の間の晴れ間を縫っての、奇跡的な家族旅行でした。

お土産に、有名な焼酎「三岳」を買いました。
屋久島でも並んで買うほどおいしいと聞いていましたが
ホントに並ばないと買えなかった。

あーあ、また行きたいなあ・・・

あまり建築と関係ない旅日記で失礼いたしました
momonga-mama こと hirowatari でした。
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by sumaitukurou | 2011-10-20 16:36 | 旅の思い出

港で出合う芸術祭 神戸ビエンナーレ2011

このたび「住まいを語ろう 創ろう 楽しもう」に参加させて頂くことになった杉本雅子です。甲子園で設計事務所をしています。どうぞよろしくお願いいたします。

10月のブログ担当ということで、今回は現在開催中の神戸ビエンナーレ2011をご紹介したいと思います。

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アートインコンテナ

震災10年を機に神戸で2007年から始まった2年に一度の現代美術の祭典は、今回で3回目。単なる大きな美術展というだけではなく、芸術文化を活かして神戸のまちの賑わいづくりや活性化につなげよう、というまちづくりとしての側面を持ちます。

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高架下アートプロジェクト-作品制作の段階から公開中


神戸ビエンナーレ2011のテーマは「きらkira」。神戸のまちの様々な場所でイベントが行われています。
展示のメインとなるのが、コンペを勝ち抜いた国際展「アートインコンテナ展」。輸送用コンテナのミニマムな空間の中に、平面、立体、映像、インタラクティブアートなど、さまざまな世界が展開されています。今年は震災の関係で本物のコンテナは利用せず、コンテナサイズの空間がハーバーランドのビル内に出現しています。
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アートインコンテナ 


ほかにも、いけばなや陶芸、大道芸や障がい者アートなど、多種多様な芸術文化に光があてられ、神戸のまちなかの様々な場所が展示空間となります。
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いけばな未来展

私は今年は観るだけですが、過去2回の神戸ビエンナーレのいけばな未来展には華道家として参加いたしました。
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韓国 光州作家展


今回、私が一番注目しているのが、初めて開催される「しつらいアート展」。「しつらい」という日本的で建築的なテーマが、ポートアイランドのしおさい公園を舞台に、どのように解釈され展開されるのか大変興味深いですし、そこで自分がどんな空間体験ができるのかがとても楽しみです。

港で出合う芸術祭・神戸ビエンナーレ2011は11月23日まで開催中。主な展示場所は神戸ハーバーランド、ポートアイランドしおさい公園、兵庫県立美術館、元町高架下など。
会場間を結ぶ船も運航しています。
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2009年に船から見た海上アート

秋の神戸とアートを楽しみに是非おでかけください。
http://www.kobe-biennale.jp/
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by sumaitukurou | 2011-10-15 23:09 | その他