女性建築家10人からの住まい発信ブログ            「住まいを語ろう!創ろう!楽しもう!」

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カテゴリ:住宅リフォーム( 9 )

「耐震リフォーム達人塾」を受講しました

兵庫県が主催した「耐震リフォーム達人塾」を受講しました。
 
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今回は、本文と関係する適当な画像がありませんが、文字ばかりでは飽きますし、以下、先日、訪れた新緑の東福寺の写真を掲載させて頂きます。ご了承くださいませ。
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 建築物、特に、住宅の耐震化への取り組みは、国の「建築物の耐震改修の促進に関する法律(耐震改修促進法)」をもとに目標が定められ、耐震診断、耐震改修に対する補助制度が設けられています。
住宅や建築物の最低限の安全性を確保するため、これらの耐震診断や耐震改修といった耐震性向上のための取組みを行う場合、その費用の一部を国と地方公共団体が補助する制度です。地方公共団体によって補助制度の有無や補助内容は異なります。
 
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 実際に耐震改修の補助を受けるには、設計や工法に様々な技術的な基準がありますが、兵庫県では、今年度から新たに他の都道府県が設置した第3者機関や大学等の公的機関により性能が評価された工法についても、補助対象となることになりました。
 そこで、今回新たに補助対象となった愛知建築地震災害軽減システム研究協議会が研究されている木造住宅の「合理的で低コストの工法」を学ぶ講習会が開かれました。
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 私も日頃から設計の立場で住宅の耐震リフォームを手掛ける機会はあり、その都度、施主さまや、構造の専門家や現場の工事担当者とああでもないこでもないと悩みながら取り組んでおります。
 今回の達人塾では、そんな悩みを解決できる様々な工法やアイディアをたくさん得ることができました。

その幾つかを簡単にご紹介します。
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 まず、耐震補強の効果についての判断基準です。
耐震改修をする前に、設計者により、住宅を調査し耐震診断して家の強さを評価し、数値化します。そして、耐震改修工事によって、いったいどこまで家を強くするのかを決めます。具体的には、その現状の数値をどこまで上げるのか、目標を定め、具体的に補強箇所や方法を検討していきます。この判断基準となる数値は「評点」と言いますが、現状公表され使われているこの判断基準が実に悩ましいものです。
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庭は重森三玲作

それがこれです。
上部構造評点 1.5以上・・・倒壊しない
上部構造評点 1.0~1.5未満・・・一応倒壊しない
上部構造評点 0.7~1.0未満・・・倒壊する可能性がある
上部構造評点 0.7未満・・・倒壊する危険が高い
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・・・これをもとに、補強計画を立てますが、目標の評点を1.0にしても、「一応倒壊しない」では、、「一応って?」と不安になります。評点を1.5にすると「倒壊しない」とありますが、絶対に倒壊しないとは保証はできません。
設計する側も、施主さまもとても迷います。
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 それに対し、今回、紹介された考え方は、評点が持つ建物の安全の度合いを、地震の大きさと被害の程度との関係で考えよう、というものです。
例えば、
現状、評点が0.4の木造住宅の場合、震度5強の地震では、「大破」・・・「大破」とは、構造材の変形が10センチ以上で、避難生活が必要で修復が困難。内外装が激しく剥離しは柱が傾き・・・
評点1.0ならば、同じ震度5強の地震で「小破」・・・構造材の変形が1~5センチで、継続使用が可能で、軽微な補修は必要、、、、評点1.3では、・・・
というように、修復の度合いや避難生活の必要の有無など、被害の程度の違いを認識することができ、耐震改修の効果について現実的に判断することができます。
 これらの情報は「木造住宅の耐震リフォーム」(監修:名古屋工業大学 井戸田・寺田研究室、名古屋大学 森研究室、(株)えびす建築研究所)というパンフレットで見ることができます。
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 また、実際の工法については、なるべくお金や手間をかけずに補強する方法が紹介されました。

リフォームついでの大がかりな耐震改修はともかく、耐震のための補強工事だけが必要な場合、コスト、工期、解体は極力少なく、部分的な復旧で済ましたい、という場合がほとんどです。
そんな場合の為に、天井や壁を壊さなくても補強ができる工法などが多数紹介されました。
驚いたのは、その一つ一つの工法がすべて実験により検証され、耐力の数値が評価され、1か所あたりの簡単な工事単価まで紹介されておりました。例えば、押入れの内部から、中段や枕棚、天袋を解体せ構造用合板で補強する場合の仕様や耐震性能、設計手法、コストなどです。裏面に合板を固定する桟がなくてもホームセンターなどで入手できるアルミ材を使う、というようなものです。
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 今回、この講習を主催した兵庫県は阪神大震災を経験していますし、共済の名古屋工業大学も東海地震による被害が予想される愛知県にあります。他の府県に比べると、耐震改修への取り組みは進み、制度も整っているように思いますが、講習には、他の自治体職員の方も多数参加して熱心に勉強しておられました。
各自治体とも、差はありますが、補助金や税金の優遇など様々な制度が準備されています。
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 天井画は堂本印象の筆

いつ、大きな地震が来るかはわかりません。家族の命と財産を守るために、一刻も早く住宅の耐震化を図り、安心な暮らしを手に入れましょう。
・・・私たち設計者も常に勉強していかなくてはなりませんね・・・
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杉本雅子でした。
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by sumaitukurou | 2014-06-29 18:47 | 住宅リフォーム

宝塚の家改築工事完成しました

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築40年以上の木造住宅を全面改築、50坪をスケルトンにして耐震補強からのスタート
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コーナー窓を設けて絶景の緑を楽しみます
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2階を減築して吹抜けを創り南の光を取り入れました、暗かった和室ガ楽しい空間に生まれ変わりました
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テラス夕景、縁側を撤去して半戸外的な軒下空間をつくりました
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by sumaitukurou | 2012-08-21 13:55 | 住宅リフォーム

サンルームの増築

10年以上前に設計した住宅です
その頃、お子さんは高・中・小学生でした
そのお子さんが結婚し、孫が誕生し、実家であるこの家に帰って来るようになりました

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道路との高低差を利用して車庫を造り、その上をテラスとして利用しています



お孫さんは、そのテラスで遊びたくて仕方が無いのですが、叶いません
なぜかというと、出たらすぐ、ものすごい数の「蚊」が寄ってくるそうです


そこで依頼を受けたのが、心配せずに外遊びができる「サンルーム」の増設
居間・食堂を暗くすること無く、植栽の世話が出来る空間を残し、水遊びのプールが置ける
そんな希望を入れたサンルーム増設です(既製品を採用、但しサイズ微変更)
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床タイルは、元々のテラス床です



雑誌で時々フルオープンの窓を見かけますが(自然との一体感とのこと)
虫対策、特に蚊やアブなどの、人間を刺す悩ましき虫達とは
どのようにお付き合いをされているのか・・・・一度、聞いてみたいものだと思っています


私が特に、虫に刺され易い体質(?)だからか、あのような設計は私には無理です
夜寝ている時、真っ暗な耳元でブ~ン・ヴ~ンと飛ぶ蚊の音は御勘弁願いたいです

フルオープンの窓を開けた状態で、家の中にどの位の虫が入ってくるのでしょう・・・・
誰か実際にそのような窓をお使いの方、よかったら教えて下さい

私が以前設計した「大山の別荘」では、アブに悩まされ、FIX窓+片引き戸を採用
自然に溢れた土地では、虫達も溢れているのです・・・・・

吉村順三さん設計の軽井沢・別荘は、大丈夫・・・ということなのでしょうか・・・・・
軽井沢には虫は少ない・・・・?
湿気がすごかったので、虫がいない訳がないと思いますが・・・・

虫対策のため網戸不可欠な大内山建築設計室・大内山でした
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by sumaitukurou | 2011-03-07 10:51 | 住宅リフォーム

マンションリフォーム2

マンションリフォームの続きです      ・・・・大内山建築設計室・大内山です

今日は、寝室のクロゼットの改装です

元々は、ウォークイン・クロゼットとなっていました
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マンションにも布団棚が必要ということで、棚+ハンガーパイプの組合せでした
ただ、布団棚を設けることで、衣類収納が中途半端となっていました


ここは思い切って、布団棚の奥行きを諦めて、衣類収納奥行き60cmで壁いっぱいに設定
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寝室入口ドア位置を変更しています
(ドアは元のものを使用、ドア枠は新設)



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ここでも棚板は、構造用合板 厚28mmを使っています
枕棚を仕切りなしとすることで、収納の自由度を増しています
掛け布団・毛布類は、くるくる巻いての収納がお勧めです
・・・・・施主は布団圧縮パックを使用する・・・とおっしゃっていましたが

クロゼットは4枚引き違いフラッシュ戸
4枚引きなので、開口部が大きく開けられますし、
開き戸と違って、開けるのに余分なスペースが要りません
必要な引き出しは、無印良品の衣装ケースで用意していただきました

床は全て、チーク無垢板張り
寝室壁は、予算の関係で、ビニールクロス張りです

天井に段差が色々出てくるのは、24時間換気ダクトや台所換気扇ダクトが
通っているためで、仕方ありません


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by sumaitukurou | 2011-02-09 11:38 | 住宅リフォーム

マンションのリフォーム

ずいぶん久しぶりの、ブログUPとなります
大内山建築設計室・大内山です

実は、つい最近まで、エキサイトの無料ブログは画像容量が30MBまででした

使用容量がいっぱいになり、画像をUPできない状態が続いていたのですが
どういうわけか、最大容量1GBまでOKになり、再開できることとなりました

新規一転、また、このブログに挑戦したいと思いますので、どうぞよろしく!



久しぶりのブログは、最近手がけた、マンションリフォームをご紹介します

築5~6年のまだ新しいといえるマンションを購入された施主ご夫妻
仕上も高級で、思わず「そのままお使いになれば・・・?」と申し上げたほど
でも、意に添わない形で住むのはイヤということで、リフォーム工事を行いました


今日はその中で、独立型だったキッチンの壁を取り払い、オープンな形にした様子を
見ていただこうかと思います

壁と引戸で仕切られた、元々のキッチン
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リフォーム後のキッチン廻り(広くなった居間側から見る)
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居間奥コーナーに見える黒っぽい棚は、新規作り付けの書斎コーナー机と本棚です
その右手の白い扉は、元々あった洋室の造付けクロゼットを移動したもの
左手の白い扉は、新たに作った物入・・・・背後に冷蔵庫や家電収納スペースが隠れています

全て構造用合板 厚28mm使用で、大工さんによる造作です
ただし、書斎机は集成材 厚40mmを使用しました



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3LDKを2LDKに、一部屋減らしましたので、南側に広いリビングが誕生

仕上の概要
床:チーク無垢床板張り、キッチン床はタイル張り
壁・天井:既存ビニールクロスの上に、漆喰塗り(最近可能となりました)
キッチン:キッチンハウス(配管の関係で、流し廻りの位置は変更していません)
      オープン作業台の寸法は、幅1200、奥行き1040あります
      白い食卓は、キッチンハウスキャンペーン中で、無料で付いてきました
ペンダント照明:「Le Klint」 のペンダントをアクセント&全体照明に採用
          ベースの照明は、ダウンライトです


チーク無垢床は、水シミが心配になるので、キッチン前床はタイル張りとしています
キッチン吊戸棚は止めて、オープンな作業台下に、引出し収納を設置
更に、食器棚をダイニング側に作りつけています

キッチン背面に、冷蔵庫設置スペース、家電収納棚、ゴミ箱置場を設けていますが
居間・食堂から、視界にはいることはほとんどありません

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by sumaitukurou | 2011-02-07 10:58 | 住宅リフォーム

水廻り・リフォーム

大内山建築設計室・大内山です

今日は、最新住宅リフォームから、洗面・浴室廻りをピックアップして、ご紹介します

SスイハウスのSウッドで建てた、まだ築10年の住宅でした
施主は、暗い洗面所に、我慢がならなかったようです

リフォーム前の、洗面所と浴室方向を見る
f0065327_1151257.jpg洗面所の窓は
洗濯機上の小さなジャロジーのみ

昼間でも照明が必要でした

また手前の出っ張りは、
廊下側から使用する物入

浴室の窓を開けても
風が通らないと
嘆いておられました

洗面所入口はドアでした





リフォーム後の、洗面所と浴室

廊下側から見たところ・・・引き込み戸に変更
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洗面台の位置は、元の洗面台とは、反対方向に設置しています
施主のご希望により、浴室と洗面所とは、ガラス&ガラス戸で仕切っています
(枠無し仕様・・・少し隙間が開きます)
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浴室床、洗面所床とも同じタイル張りですが、どちらにも床暖房を施しています

浴室正面に当るところに、通風用の窓を新設
より、明るい浴室に変身しました

実は、元は高級ユニットバスだったのですが
施主の 「どうしてもユニットバスはイヤ!」という希望により
現場で2~3日かけて、ぐるり周囲にFRP防水を施し、
現場施工の浴室ゆえ、工事期間は3週間近くかかり(壊しから給排水やりかえから・・)
その間のお風呂無しにも耐えに耐え(?)、完成したものです

洗面台も勿論、オリジナル・・・・現場造作です
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洗面台上の鏡には、浴室の窓外の緑も写りこみ、それは気持ちのいい洗面所となりました
元の洗濯機上の小さなジャロジー窓は、
幅はそのままですが、高さは床から設置の細長い通風窓にやり替えました


浴室側から、洗面所入口方向を見返すと・・・入口扉は、片開きから引込戸に造り替え
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右側が収納庫、左側(階段下)は洗濯機置場となっています
洗濯機が視界から消えただけでも、スッキリ感はうんと増しました
また、収納部の間口が広くなったので、たっぷりのモノが、収納も取り出しもスムーズ


余談ながら
強化ガラス部分を美しく保つには、浴室使用後の水滴を拭き取る必要があります
面倒くさいとお思いの方には、不向きな仕様です

ここでは、スクイージー(ゴムへらの付いた窓拭き)を使って、
浴室を出る前にサッと一拭き・・・をお勧めしました

それが苦痛にならないかと心配したのですが、大丈夫
習慣になった・・・とかで、いつお伺いしても、美しく保たれていました

思わず施主に 「アッパレ!!」 を差し上げたくなりました
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by sumaitukurou | 2009-06-01 11:26 | 住宅リフォーム

リフォームのお話・3

大内山建築設計室・大内山です

リフォームを考えるきっかけ・理由は色々あるでしょうが
今回ご紹介するのは、介護を考えたリフォームです

介護のためのリフォームと言っても、介護される方の状態は様々です
一人で動ける人、手摺があれば移動できる人、ステッキで歩く人
車椅子で自分で移動できる人、車椅子で介護を受ける人・・・

設計する方は、今現在の状態、将来の状態等、色々考えなければなりません
人それぞれによって、違うのだ・・・と言うことを、肝に銘じながら設計しました

ご紹介リフォームは車椅子での介護が主体となっています

在来工法で建てられた家でした
2x4工法の家よりも、設計の自由度は高かったように思います

家の中での生活が主体となりますので、自然素材を取り入れた
体にも気持ちにもやさしい家を目指しています
床板は厚さ35mm程の無垢の杉板
杉は柔らかいので、車椅子で傷付きやすいかとも思いましたが
板厚さがあるので、少々の傷には、それも床の表情の内・・と思えるようです
腰壁は車椅子が当たることも考えて、保護の意味でも杉板張りです

寝室から居間方向を見た所
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小さな障子を開けると、台所に立つ家族が見えます
居間の棚は、家族の趣味の作業が出来るよう設えたものです
介護する方も自分の趣味の作業をしながら、相手の姿も見える・・という位置関係です


反対に、居間から寝室を見た所
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天井までの板戸を閉めると、寝室は個室化します
サッシは既存のまま、使っています


階段下の壁を抜いて、1階全体が、ワンルームのように繋がっています
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手前がダイニングキッチン、向こうが居間です
居間が南に面していて、外には庭の桜が眺められる、広いデッキも設けました
以前は、階段下は壁&物入になっていて、部屋は細分化されていました
その壁を取り払ってやると、家がずいぶん広々とした感じになりました
建具はほとんど引戸に替えています


水廻りは、それこそ介護の状況に応じた設計が必要です
トイレ、洗面、浴室が、ほとんど1室空間のようになっています
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開口部の向こうが寝室です
すぐ行ける・・・というところがミソです
(リフォームで水廻りの位置は大きく替えています)
洗面台、それとは別に掃除流し、床を洗い流せるシャワー等設置しています
洗面台右の仕切りは、可動で、洗面の介護を右側からすることが出来ます
介護する人が、どの位置に立つのがよいのか・・・・
よ~く考えて、アキ空間を用意しなければなりません(広いだけでもダメだし)


浴室方向を見る
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浴槽の周りは、2方向が開いているように計画
背後に回って介護できるように、でもそのままオープンだと冬寒いので
スライド戸で浴室空間を仕切ることができます
(車椅子のまま浴室へ入ることも可能な開口広さで、3枚引き込み戸です)
また、洗い場も、2人が横に並べるだけの広さを取っています

トイレ・洗面・浴室床は、ポリコンモザイク張り&床暖房を設置しています
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by sumaitukurou | 2006-12-14 14:22 | 住宅リフォーム

リフォームのお話・2

大内山建築設計室・大内山です

最近、悪徳リフォームが、新聞・TVで取り上げられています

どうして、あんな業者に引っ掛かってしまうのか・・・と思ってしまいますが
それだけ、業者が強引なのでしょう

それで、私達の仕事を少し宣伝

私達、設計事務所を営んでいる者は、住宅リフォームの設計も致します
予算、リフォームのご希望、やりたいこと、でも出来ることと出来ないこと・・・等々
調整しながら、最善のプラン・方法を探っていきます

設計料が余分にかかる・・・と、思っていらっしゃいませんか?
設計料は確かに発生しますが、それだけのメリットは絶対ある!・・と自負しています

そんな言葉だけでは、信用できない?
そうかもしれません
でも、私達の地道な活動は、いつか分かっていただけるものと、思っています
まあ、リフォームを考える時、設計事務所という選択肢もある・・・という事だけでも
頭の隅に、入れて置いていただければいいかな・・・と思います

今日ご紹介するのは、あるハウスメーカーの2x4住宅です
築17年、水廻り設備を中心に、家全体のリフォームをお考えでした

すでに、MホームとDハウスのリフォーム部が、プランと見積りを提出していました
ただ、大きな金額を掛けるのに、何かピンとこない・・・と相談がありました

プランをお出ししたところ、気に入っていただいて仕事がスタート
今日ご紹介するのは、そのうちの玄関部分です

旧玄関 f0065327_1615388.jpg

玄関が暗い、明るくしたい、
靴入れが使いにくい
玄関扉を開けると、隣家の資材置き場になっていて、目隠しを考えて欲しい等の要望がありました

また、どこでもいいから、子供達が製作した手作りステンドグラスを
壁に嵌め込みたい(それまでは、窓辺に立てかけていただけ)とのご希望



そして、リフォーム後の玄関廻りです
隣家との境に、アクリル板で目隠しを作りました
玄関扉位置も、変更しています、ポリカーボネートの庇も付け加えています
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木製の目隠しも考えたのですが、木製では暗くなってしまうのと
メンテナンスの煩わしさを考えて、止めました
木製だと数年に1回は塗装やりかえが必要で、
そうなると、また隣家へ入らせていただかなければならないなど、
問題が出てくると思ったからです
加齢を考慮すると、そのような煩わしさは、避けておいた方が無難です

玄関内部、窓をつぶして、ステンドグラスを埋め込みました
玄関土間は、90度向きを替えています
(玄関を拡げているのもわかりますか?垂壁がある所に元の玄関扉がありました)
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靴入れは、前は土間から出し入れでしたが、今度は玄関ホール床から使用可能
で、天井いっぱいまで、収納にすることが出来ました
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下足入横の隙間には縦長鏡が張ってあり、出かける前の姿チェックと
FIX窓の光を反射して、玄関をさらに明るくする工夫をしています
階段手摺は、前のまま、再塗装して使っています

前にも書きましたが、玄関を替えると、家の印象がずいぶん変わってきます
気分一新で、リフォームした家を楽しんでいただきたいと思います
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by sumaitukurou | 2006-12-10 16:41 | 住宅リフォーム

リフォームのお話

大内山建築設計室・大内山です

新築ばかりではなく、リフォームの仕事も増えてきました

長年住み慣れた家
子供が小学生の頃買った、建売1戸建て住宅
子育てで一生懸命の時は、そんなこと考える余裕もなかったけれど
そろそろ定年も視野に入り始めると、我慢して住み続けるのではなく
ここらで、今まで不便を感じていたことのあれこれをリフォームしたい
・・・・そういう想いが、色々出てくるようです

毎日生活する家
お仕着せの住まいに、我慢し続けることはありません

ハウスメーカーの2x4の家のリフォームでしたが
今日はその玄関部分をご紹介します
(以前ご紹介したタイルブログの家です)

以前は、巾1間、奥行き1間半・・・ごく標準的な暗い玄関でした

リフォーム後の玄関です
(天井が下がった所に、以前は玄関扉が付いていました)
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右側のFIXガラス部分は、前はポーチ、外部でした
玄関スペースの奥行きを半間分広げたのです
ほんの90cm広げただけですが、大きな窓から光が射し込み
天井までの靴入れを作りつけても、圧迫感はありません
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壁・天井は珪藻土塗りです

ポーチ部分を玄関内部に取り込んだのですから
玄関扉外の雨よけ庇が無くなります
そこで新たに作った、ポリカーボネートの透明な庇です
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主張しすぎることなく、玄関先におさまっています

家に帰ってきて最初に足を踏み入れる空間が「玄関」
そこに余裕が出来ると、家全体に違った印象を与えるのが不思議です
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by sumaitukurou | 2006-10-27 17:10 | 住宅リフォーム