大内山建築設計室・大内山です。
照明も色々ありまして、明るさ暗さの感じ方も人それぞれで、設計者は悩みます。
先日、私が「日本人の黒目は、瞳にサングラス着用状態」と書いた所、日本の伝統的な灯りはほの暗いものでした・・・との、お言葉をいただきました。
そうなんです、なのに、多分戦後、高度成長と軌を同じくして、日本の夜は、ドンドンどんどん明るくなってしまいました。蛍光灯の登場で、さらに明るさアップ。
何故、日本人は蛍光灯があんなに好きなのか・・・。
なぜ、部屋中があんなに明るいのか・・・(そうじゃない人もいっぱいいるんでしょうが・・)
それを考える時、上記の説は、とても説得力があるのです。
甥っ子が1年間の米国留学から帰って来た時(一般家庭にホームステイしていました)、日本の家の照明が眩しすぎる(!)・・と言っていました。
ほんと、照明計画に設計者は悩みます・・・、暗いと言われるのが怖い・・・?
我家のテーブルスタンドをご紹介します。
どちらも、「LE KLINT」(レ・クリント、デンマーク製)の笠です。
1枚の特殊プラスティックペーパーを、折り紙のように手で折り上げたハンドクラフト、
そのやさしいフォルムが、日本の住まいによく似合います。
家具屋さんで、「お買い得セール」と銘打っている時に、ついつい買ってしまいました。
二つは、購入店も時期も別々なのですが、好きなものは集まってきます。
天井灯が無い我家では、補助灯として、点いたり消えたり・・・。