女性建築家10人からの住まい発信ブログ            「住まいを語ろう!創ろう!楽しもう!」

sumaienjoy.exblog.jp
ブログトップ

森の学校

雨の日曜日、岡山県英田郡西粟倉村へまいりました。

車窓よりこの地方に多い入母屋瓦葺の民家や色付き始めた山が見えます。

f0065327_2324528.jpg
車窓から

西粟倉村は人口1,600人~100年の森構想を掲げて森の再生から地域の再生を目指しています。
その活動の中核を担う「森の学校」は廃校となった旧影石小学校の校舎を拠点としており、職員室や保健室の標識もそのままに地酒や地域産品を売るショップやセミナールーム等として使われています。

f0065327_23264833.jpg
森の学校

f0065327_2327392.jpg


f0065327_2332872.jpg
旧影石小学校銘

f0065327_2329465.jpg
小学校廊下

f0065327_2330467.jpg
保健室

f0065327_2335394.jpg
ショップ

代表の牧大介さんからお話しを伺いました。
10年前の町村合併から離脱し村の自立再生を目指して都会からの移住者に住まいを借りる仲立ちや、1960年東京オリンピックの頃に植林された森の維持管理に「共有の森ファンド」を集め村のファンを作るなど様々な取り組みの伴走者として村長や職員の方々と共に活動されているそうです。
檜や杉の間伐材を500㎜角のタイル状に張り合わせた床材はヒット商品となり採算が取れているとか。


次に「木工房ようび」へ~オークビレッジから独立しIターンで移住された大島正幸さんの檜の椅子やテーブル、日用品雑貨の店です。
針葉樹を椅子にするのは難しいのですが、見事に成功!

f0065327_23375854.jpg


f0065327_23383167.jpg


f0065327_23385764.jpg


f0065327_23394737.jpg



最後に100年の森へ

f0065327_23364575.jpg
100年の森

杉、檜に松が少し混じった森。これまでの50年にこれからの50年手入れを続けることにより100年の森を、北米や東南アジアからの廉価な木材に負けない良質な素材を作るとともに燃料としての利用で化石燃料や原子力発電に頼らない生活と若い人の住みたい村を目指す。(村営の水力発電所があって村の電力は賄える程の発電量がある。)
希望を感じた一日でした。

(佐野 江利子)
[PR]
by sumaitukurou | 2014-11-20 09:00 | 旅と建築