昨秋に北海道、札幌郊外のモエレ沼公園に行ってきました。
行きたい、行きたいと思っていたのですがチャンスがないまま
何年も過ぎ、やっとたどり着いたという高揚した思いで貸し自転車で
走り回ってきました。
気持ちよくて楽しくて写真を撮るのも忘れるところでしたが
少ない写真をUPします。
モエレ沼公園は、札幌のゴミ埋立地の再利用計画でイサムノグチが
1988年に基本計画。その年に亡くなった彼の計画に忠実に設計が進められ、
アーキテクトファイブの川村純一氏が設計統括を務め、2005年にグランドオープン
した東京ドーム40個分の広さがある公園です。
ガラスのピラミッド遠景
ガラスのピラミッド屋上からの見晴らし
ガラスのピラミッド内部からの景色も秀逸
とにかく広い。人工の山であるモエレ山をはじめとしてけた違いのスケールの
大地の造形作品が続くます。
プレイマウンテンはどの方向から見ても絵になります。
左手の森の中の海の噴水も迫力あります
その中に身を置く気持ちよさをどう表現したらいいでしょう。
開放感と自然との一体感、それももちろんありますが美術館で素敵な作品を鑑賞
している時のようなときめきがあります。
モエレビーチ
丘の稜線、なぎさの波打際のカーブ、野外ステージのエッジ、ほれぼれします。
イサムノグチの最後の作品ですが、きっと一番作りたかった作品だったことでしょうね。
そう感じることが出来る場所です。
何気ない入口近くの土手の稜線にも魅了されます。
ゴミ、自然、アートが融合した場所、お勧めです。
そういえば荒川修作が設計した養老天命反転地もまだ見に行っていません。
一度行ってみなければと思います。(Hino)